【グフの系譜】グフの種類や後継機一覧

グフの系譜 一覧

MS-07B グフ

ランバ・ラルが搭乗した先行量産型YMS-07Bを本格的に量産化した機体。量産後もヒート・ロッドやフィンガーバルカンと言った特徴的な武装は全て継承されたが、汎用性に欠けた非常にピーキーでトリッキーな機体の為、一部のエースパイロットにしか扱えなかったと言う。

MS-07A グフ

ジオン軍MSの中でも特徴的な武装であるグフを一般兵が乗りこなすのは難しかった。その為、一部先行量産型の07A型は、フィンガーバルカンを排除して通常のマニピュレータを採用。これにより、ザクマシンガンなどの一般的な武器の使用が可能になった。「機動戦士 ガンダム」第22話で、ドダイYSに乗りホワイトベース隊を襲撃したのがこのA型である。

MS-07B-3 グフ・カスタム

固定武装や汎用性に欠ける性能など、運用面でのグフの欠点を解消した完成系とも言える機体。B型をベースに、ヒートロッドを小型化。自機をも損傷しかねないムチの様な形状から、電磁ショックを与える事に特化したワイヤー型となり、敵機を確実に捉えるため先端部はマグネット式のアンカーを採用。

更に左腕のフィンガーバルカンは排除され、マニピュレーター化した上で3連装35㎜ガトリングを装備。シールドには75㎜ガトリングを搭載し、格闘に加え射撃戦にも対応するオールラウンダーに生まれ変わった。

MS-07H-8 グフ・フライトタイプ

ドダイYSと共に運用していた事から片鱗が見えるが、実は開発当初から飛行を一つの目的としていたグフ。8番目の実験機として、ようやく実戦投入が可能となったがグフ・フライトタイプは、脚部に備えた4基の熱核ジェットエンジンに大型の吸気口を設け、スラスター総推力は10万8400kgにも達している。(飛んだ、とされるガンダムですら55,500kg)

武装面では、それまでの試験型がフィンガーバルカンであった一方、飛行能力が向上した事で重装なガトリング・シールドを装備している。

MS-07H グフ飛行型

地球に進行したジオン軍が問題としていたのが、地上でのモビルスーツ運用における移動可能距離の短さ。
ドダイYSとグフを組み合わせる事で、ある程度の成果を出したジオン軍はモビルスーツ自体を飛行させることに着手。スラスターの強化と脚部熱核ロケットエンジンを搭載したが、ほとんど飛行能力は得られなかった。

MS-07H-4 グフ飛行型

YMS-07BをベースにMS単体での飛行を目的とした4番目の試作機。改修された脚部の熱核ロケットエンジンに加え、腰に75度ベントラルフィンを備えており、両肩のスパイクアーマーも空気抵抗を考慮した形状に変化している。高性能ではあったが、構造が複雑な為にエンジントラブルが多発したという。

YMS-07A プロトタイプグフ

グフ最初期の試作型。コクピットカバーにランドセル&頭部の形状など、完成系のグフと比べると各部、検証段階である事が伺える。また、グフ最大の特徴であるフィンガー・バルカン、ヒート・ロッドはこの段階では装備されていない。

一説にはこのタイプをYMS-07Aとする場合もあり、ラルが搭乗した後期試作型であるB型との差別化が図られているそう。

MS-07C-3 グフ重装型

グフのバリエーションの中でも、最も迷走したのがこの重装型。グフの長所である格闘性能を捨て、両腕をフィンガーバルカンに換装。重量は07Bの58.5tから64.2tと大幅に増加し、これまた長所であった機動性を失っている。頭部には射撃精度を高める為、センサーが増設されているが、先述の通り武装は牽制程度にしか使えないフィンガーバルカンのみである。戦いの中で戦いを忘れたとは正にこの事。

MS-07C-5 グフ試作実験機

グフの系譜でも異彩を放つ07C-5型は、YMS09プロトタイプ・ドムのテスト用に開発された機体。ドムはツィマット社の開発、グフはジオニック社の開発だが、後のゲルググで共同開発をする伏線かグフをベースにテストが行われていた。十字のモノアイレールや背面・脚部のスラスター形状など、後のドムに継承される意匠が見て取れる。

MS-07B マ・クベ専用グフ

オデッサ基地司令官 マ・クベ大佐の専用機としてカスタマイズされたグフ。後のギャンをほうふつとさせる頭頂部のアンテナや全身に施されたエングレービングなど、性能的にはオリジナルの07B型と同じだが、ビジュアル面に偏ったカスタマイズになっている。この事から、式典用の機体と考えられており、マ・クベが実際にこのグフを駆り戦闘した記録は残っていない。

YMS-08A 高機動型試作機

ジオン軍がJ型ザクに変わる新たな陸戦型として開発した実験機。グフと次期陸戦モビルスーツの座を競ったとも、グフの新たな可能性を求め派生した試験機とも言われている。新型エンジンをランドセルと脚部に装備した高機動機としての構想だったが、実際には出力不足で十分な性能を引き出せなかった。後にイフリートに派生する。