【ガンタンク解説】バリエーションや活躍など

カッコよく言えばハイブリット
悪く言えば出来損ない
戦車とモビルスーツを合体させた様なそのスタイルで異彩を放つモビルスーツ

今回はそんなガンタンクの解説をしていきます。

ガンタンクとは

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機体スペック

◼︎型式番号
RX-75
◼︎所属
地球連邦軍
◼︎全高
15.0m
◼︎全備重量
80.0t
◼︎ジェネレーター出力
878kw
◼︎スラスター推力
88,000kg
◼︎装甲
ルナ・チタニウム合金

ガンダムガンキャノンと同様「V作戦」により開発された地球連邦軍のモビルスーツ。

白兵戦のガンダム、中距離支援のガンキャノンに対し、長距離からの砲撃支援を役割としている。

タンクの名前の通り、戦車とモビルスーツを組み合わせた独自のスタイルを持ち、連邦軍のモビルスーツ開発の過渡期を体現しているかの様な機体。

ガンタンク 武器・武装

120㎜低反動キャノン砲

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ガンタンクの両肩に固定されたメイン武装。射程260kmを誇る強力な武装だが、劇中ではズゴックに直撃するも撃破に至らなかった事がある。

ボッブミサイルランチャー

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マニュピレーターを排し両腕に装備される4連装のミサイルランチャー。射程が20kmあるが対MS戦では牽制に使われる事が多い。

ガンタンクはいらない子?

下半身のキャタピラにモビルスーツとも呼べない上半身を持つガンタンクは宇宙世紀においても特異な姿をしており、ジオン軍からは「タンクもどき」「MSの出来損ない」などと耳を塞ぎたくなる様な言われよう。

度々「必要ないのでは…」と話題に上がるガンタンクだが、そもそもガンタンクは長距離支援が目的のモビルスーツ。

しっかりと前衛で戦うモビルスーツが居てこそ真価を発揮する!

かと思われたが、実際に起きるMS同士の戦闘はそのほとんどが白兵戦ばかり。


劇中でもガンダムガンキャノンと一緒に、近距離から無理矢理砲撃を行なっており、設計時に考えられた長距離からの射撃支援と言うフォーメーションは成立しなかった。

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そして連邦軍も、そんな実際の戦場を目の当たりにして最も量産したMSはガンダムに近い戦闘スタイルのジム

また、劇場版3作目である「めぐりあい宇宙」ではガンタンクが登場せず、変わりにガンキャノンが2機になっている。

これはつまりガンタンクは要らない子…?

基地や施設の防衛であればまだしも、白兵戦が頻発するモビルスーツ戦では頼りないのが正直なところである。
むしろハヤトは超近距離でよくやった。

ガンタンク 種類・後継機

ガンタンクⅡ

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「型式番号 RMV-1」
ガンタンクが持っていた「タンク」としての側面を強化したガンタンクⅡ
左右に4連装ロケットランチャーと3連装ミサイルランチャーを備え、主砲である長距離キャノン砲の威力もガンタンクを上回っている。しかしそこにモビルスーツとしての面影はなく、完全に戦車と化してしまっている。

量産型ガンタンク

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「型式番号 RX75」
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場した量産型ガンタンク。RX-75ガンタンクからより兵器的なビジュアルになり、コア・ブロックシステムを排除、射撃性能のみに特化する事でコストダウンを実現している。砲撃の際は安定性を保つため、背中のカウンター・ウェイトを地面に下ろす。

陸戦強襲型ガンタンク

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「型式番号 RTX-440」
「機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線」に登場。RX-75ガンタンク開発以前に対MS戦に対応するべく、連邦軍が急ごしらえ的に開発した機体。状況に応じて通常のタンク形態から、突撃砲形態に可変する事が可能で、劇中では圧倒的な機動力でジオン軍MSを翻弄しガンタンクよりも強そうだった。

ガンタンクR44

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「型式番号 RXR-44」
「機動戦士ガンダム F91」に登場した、連邦軍の可変型試作モビルスーツ。小型MS開発の過程で試作された機体で、作業用のミドルMSをベースにしている。状況に合わせてタンク形態とMS形態に変形が可能となっているが、劇中ではほとんどタンク形態だった。f:id:hadoutaitei:20180305191819g:image

因みに名前の「R44」は博物館館長であり搭乗者のロイが44歳の時に手に入れた機体であるからとされている。

ロト

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「型式番号 D-50C」
「機動戦士ガンダムUC」に登場。
地球連邦軍の特殊部隊「エコーズ」の専用モビルスーツ。上記R44ガンタンク同様サナリィによって開発され、タンク形態とMS形態に変形する事が可能。見た目も非常に似ている事からR44の先祖にあたる機体と言われている。

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MS形態時でも12.2mと今までのMSに比べサイズが小さく、本機のデータは後の小型MS開発に活用される。

THE ORIGIN版ガンタンク

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「型式番号RTX65」
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」に登場する初期型ガンタンク。作中ではモビルスーツではなく、連邦軍が古くから使用してきた主力戦車というポジションになっている。

ガンタンクのパイロット

ハヤト・コバヤシ

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アムロの家の向かいに住んで居た正義感の強い少年。作中ではリュウホセイと共にガンタンクのパイロットとして活躍した。一年戦争終結後のグリプス戦役では「カラバ」のリーダーの一人としてエゥーゴの支援に活躍した。

www.gundam-gundam.com

ガンタンク 名場面・名シーン

男気溢れるガンタンク

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機動戦士ガンダム第19話「ランバ・ラル特攻!」より。ホワイトベースを死守するため出撃したガンタンクだが、例によってキャタピラを破壊され動けなくなってしまう。しかしハヤトは上半身を強制排除し、固定砲台として踏みとどまる。その間に分離したコア・ファイターでリュウアムロを呼びに向かった。さすが柔道黒帯の男気溢れるシーン。

ガンタンクvsザクレロ

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機動戦士ガンダム第32話「強行突破作戦」より。ザクレロとガンタンクの「ゲテモノ」対決。自分こそ問題作ザクレロに乗っている癖に「モビルアーマーの出来損ない」とガンタンクをこき下ろすデミトリー曹長。そんなザクレロをハヤトはボッブミサイルの腕でぶん殴る!ガンタンクが格闘戦をこなす貴重なシーン。