【マ・クベ 】劇中での活躍や名言・名シーンなど

マ・クベとは

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基本情報

◼︎所属
ジオン公国軍 突撃機動軍第七師団
◼︎階級
少佐→大佐
◼︎職種
第七師団司令官
◼︎搭乗機
アッザム・ギャン
◼︎年齢
不明

キシリア・ザビ配下の突撃機動軍 第七師団の司令官。アジア大陸のオデッサ鉱山地帯を統括し、キシリアを利するため秘密裏に資源確保を行う策士。壺が趣味。

マ・クベの任務

地球から最も遠いスペースコロニー「サイド3」がジオン公国として独立を宣言した事により、地球連邦はジオン公国に対して資源輸送を停止した。

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そんな中、ジオンが宇宙で資源を確保する事は容易な事ではない。
なにせコロニー自体が地球や月から運ばれた資源で作られているからだ。

そこでジオン軍は地球侵攻作戦において資源基地を確保し、本国へ資源を輸送する事にする。

その任務を受け地球に降り立ったのがマ・クベだ。

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狡猾な官僚

マ・クベは戦術に長けている訳でもなければ、名を馳せたエースパイロットでもない。

貴族趣味をもち、数字などの目に見えるものしか信じないという、いわゆる官僚としての側面が強い軍人だ。

劇中で雄々しく指揮を振るう場面はなく、戦術などに関しては参謀や前線指揮官に任せていたのかもしれない。
しかしマ・クベ戦争全体を見渡す事が出来た数少ない軍人でもある。

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戦争に勝つ事が当面の最優先事項ではあるが、ジオン公国の将来を見据えた政治的な活動も積極的にしていた。


ジオンは政治的にキシリア・ザビ派とギレン・ザビ派に大きく分かれており、マ・クベはキシリア派に属する人物だ。

そしてマ・クベが見据えていた将来というのはキシリア・ザビが女王になったジオン公国である。

先述の通り彼の任務はジオン本国に資源を送る事だ。
地球降下作戦後に占領したオデッサに降り、中央アジアから東欧にかけての鉱山資源採掘基地管理を任されていたが、その鉱山の数は百を超え、その実態の全てがギレンに報告されている訳ではなかった。

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数ある鉱山の中の一部はマ・クベとキシリアのみが知る基地があり、密かに採掘資源をキシリア軍の元へ送り届けていたのだ。

これは戦争終結後にキシリアを女王にするため、政治力を高める考えからだ。

その秘密を守るためにはマ・クベは採掘基地の管理に重点を置き、自ら戦闘に出る事はほとんどなかった。

オデッサでの転機

地球連邦軍が「オデッサ作戦」を開始した事により、マ・クベの任務は採掘基地管理からヨーロッパ戦線の防衛に移っていく。
望まぬ形で戦争の将として指揮をとる事となったマ・クベだが、暗躍に長けた彼は部下のジュダックをスパイとして連邦軍に潜り込ませていた。

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同時に連邦軍内部にもエルラン中将がジオン軍への寝返りを画策しており、マ・クベは二人の内通者から得た情報をもとに部隊を展開するという作戦をとった。

一方キシリアも自信の基盤であるオデッサ防衛のため、「黒い三連星」と共に新型モビルスーツ「ドム」を派遣する。

大規模反攻作戦に対抗するためには、より多くの戦力が必要だったが、ドム一小隊しか送れぬ程にジオン軍の戦線は拡大していたのだ。

それでもマ・クベは、主力部隊とは別のルートから参戦して来たホワイトベース隊に細かく戦力を削がれながらも、冷静にヨーロッパ戦線を支えていた。

しかし、思わぬ誤算が歯車を狂わせる。

エルランが内通者である事が、アムロセイラにより発覚したのだ。

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これによりエルランは捕縛され、それまで彼が率いていた部隊は作戦通りに進軍を開始。
エルランが指揮する部隊かと手薄にしていた防衛網が破られ、戦況は不利に陥ることとなってしまったのだ。

鉱山基地を失う事をなんとしても避けたかったマ・クベは、両軍の間で取り決められた「南極条約」に違反する兵器「水爆ミサイル」を持ち出す暴挙に出た。

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連邦軍に対し、撤退しなければ水爆を使うぞと脅しをかけたが、それでも進軍をやめない連邦軍にミサイルを発射。
その間に自身は戦場から脱出したのだった。

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しかしそのミサイルもアムロの活躍により破壊され、残ったのは条約違反を犯し、戦場から逃亡したという不名誉な事実だけであった。

マ・クベの最期

こうして大失態を犯してしまったマ・クベだが、この間シャアがキシリアの配下となった事でさらに焦りを募らせていた。

しかしそんなマ・クベにも名誉挽回のチャンスが訪れる。
キシリアから専用機として「ギャン」を授けられたのだ。

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失態から冷遇されていたところに専用機を与えられた事とシャアに対する焦りから、マ・クベは柄にもなくパイロットとしてガンダムとの戦いに挑んだ。

数々のトラップを仕掛け、姑息な戦いを繰り広げるが、「付け焼き刃」と評したシャアの言う通り、普段パイロットとして戦場に立つ事がないマ・クベが、ニュータイプとして覚醒したアムロの駆るガンダムに敵うはずもなく…意外にも善戦するも最後は壺の価値を絶叫し、散っていったのだった。

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マ・クベの壺は2種類あった?

ガンダムワールドにおいて揺るぎない事実が一つだけある。それはマ・クベと言えば壺と言う事だ。
なにせ当初ギャンはハクジという名前だった程だ。

しかし、実はこの壺が2種類存在していたのをご存知だろうか。


劇場版Ⅱ「哀・戦士編」の冒頭で、マ・クベはホワイトベースの動きを伝えに来た副官ウラガンに「いい音色だろ?」と突然質問する。

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困惑するウラガンは「良い物なのですか?」と逆に質問するがマ・クベは「北宋だな」と更に訳のわからない事を言い出した。

要はマ・クベが奏でた壺は古代中国「北宋」の生まれである様なのだが、それを聞いたところでウラガンが壺の価値を理解出来るわけがない。

なんとも嫌味ったらしいマ・クベの名シーンだが、ここで描かれてる壺は注ぎ口が一つのスリムな壺である。

これは実在する北宋期の壺に姿が似ておりマ・クベの目が確かである事が伺える。

そしてウラガンから報告を聞き、ランバ・ラル隊をホワイトベースに差しむける様、指令を出す。

ウラガンが退出しようとし、壺を手に取りモニターを眺めるマ・クベ。

しかし!このシーンでマ・クベが持っている壺をよく見ると、先程の「北宋」とは似ても似つかぬ壺なのだ!

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もちろんこれは単なる作画ミスなのだろうが、この壺に反応したのは意外にもガンダムファンではなく陶磁マニアだった。

どうやら彼等によると、この作画ミスで変化した方の壺は「北宋」ではないそうだ。

しかし、そんな事はウラガン同様、我々も興味はないのである。

マ・クベの名言・名場面

いい音色だろ?

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第16話「セイラ出撃」より。
骨董品の壺が大好きなマ・クベ。副官のウラガンに壺を弾いてその甘美な音を聞かせてやる「いい音色だろ?」
そう言われてもウラガンは困惑するばかり。続けてマ・クベは「北宋だな」と知識を披露する。ウラガンは一層困惑した。

あれは、いい物だー!

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第37話「テキサスの攻防」より。
ギャンガンダムを倒そうと懸命になるマ・クベだが、得意の姑息な攻撃も虚しく白兵戦でガンダムに敗れる。「ウラガン!あの壺をキシリア様に届けてくれよ!あれは、いい物だーっ!」と部下に妙な言伝を頼んで戦死したのだった。