【セイラ・マス】劇中での活躍や名言・名シーンなど

セイラ・マスとは

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基本情報

◼︎所属
地球連邦軍 第13独立部隊
◼︎階級
軍曹(劇場版:准尉)
◼︎職種
オペレーター・パイロット
◼︎搭乗機
Gファイター(コア・ブースター)
◼︎年齢
17歳

サイド7に医学生として移住していた金髪と青い目が特徴的な17歳。
ホワイトベース出港の際、積極的に怪我人の手当てや難民の収容を手伝い自身もホワイトベースに乗艦。
序盤はオペレーターを担当していたが後にパイロットとなって行く。

ジオンの血を引く少女

看護学生としてサイド7に留学していたセイラ・マスだが、その正体は元ジオン共和国首相ジオン・ズム・ダイクンの娘「アルテイシア・ソム・ダイクン」である。

セイラはかつての血なまぐさい争いから離れるため、アルテイシアの名を捨てセイラとして生きていた。

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かつて、父であるジオン・ズム・ダイクンは宇宙居住者の自治権を主張して「サイド3」をジオン共和国とし、地球連邦からの独立を宣言した。

しかしその後の地球側への対処に関して、共和国内に穏健派と強硬派の対立が生まれる。
その中で穏健派の父ジオンは急死してしまい、これを強硬派のザビ家の暗殺と考えた腹心ジンバ・ラル(ランバ・ラルの父)は、遺児であるキャスバルとアルテイシアの兄弟と共に地球に逃れた。

マスという性は、ザビ家の手から2人を守るため、ジンバ・ラルが用意したものだ。

セイラの口調や行動、正義感からジンバ・ラルが、いつの日かザビ家を倒し真のジオン国家を再興するため、セイラを亡きジオンの娘として正しく教育して来たのが分かる。

しかしセイラはジンバ・ラルが亡くなると、過去に囚われず、自立して新たな人生を生きて行く。

だが兄は違っていた。兄は「エドワウ・マス」の名を捨て、ジオン軍のエース「シャア・アズナブル」となっていた。
シャアと呼ばれるその男が兄であると確信したセイラは、兄を止めるために戦争の中に残るのだった。

おだてのセイラさん

ホワイトベースに乗艦したセイラは、その人手不足からオペレーターを担当していた。

ジンバ・ラルの教育のたまものか、その指示は的確で、曖昧さのない判断からブライトミライに相談役としてあてにされていた。

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物語序盤の無茶な命令もブライトからセイラを通し、やわらげて伝える事でパイロット達はそれをスムーズに飲み込むことが出来た。
「おだてのセイラさん」というカイの言葉にもそれはよく表れている。

しかし、そんな冷静なセイラでも、兄であるシャアが関わると突拍子もない行動を起こしてしまう。

兄の情報を得ようと焦ったセイラは、ガンダムを無断で動かし出撃してしまう。

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結果的にその一件でパイロットとして抜擢され、セイラはGファイターを任される事になる。

元々素質もあったようで、ガンダムに乗るアムロとの連携も巧みに行い、その撃墜数はエース級であった。

そしてパイロットとして最前線に赴くことが多くなると、シャアと戦場で何度か出会う事になる。
しかしセイラの「元の平穏な生活に戻りたい」という願いは聞き入れられず、シャアからは「ホワイトベースを降りて欲しい」と言われてしまう。

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クルーに対して一定の距離を保ち続け、共に笑い合うような事はなかったが、それでもセイラにとってホワイトベースは大事な居場所だったのだろう。

兄のこの言葉には従わず、終戦までクルーと共に戦い続けている。

セイラがパイロットになった理由とは?

セイラがパイロットになった理由は、先述の通り無断でガンダムを操縦した事にあるが、これはテレビ版と劇場版で少し異なっている。

まず、テレビ版ではガンダムに乗ったことがある事を知った、補給部隊のセキ技術大佐によりセイラが指名されている。
これにミライは「そんな!ジョブ・ジョンじゃいけないの?彼だってパイロットよ」と不安を隠しきれない。
もちろんセイラも不安気であったが、整備兵から「一度でもガンダムに乗ってりゃ簡単なもんです」なんて言われてる。

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劇場版ではGファイターではなく、コア・ブースターのパイロットとなるのだが、ここでセイラを任命するのはセキ技術大佐ではなくマチルダ中尉になっている。

しかもその理由というのが「ニュータイプの実験という意味がなければ無断でガンダムを使った貴方は重罪です」という、セイラをニュータイプと見込んで、そしてその実験としてパイロットを命じている。


因みにセイラが座っていたオペレーター席はどうなったかと言うと、ミライの判断でフラウ・ボゥが座る事に。

この一連の流れについて富野監督は「パワーアップパーツのために新キャラを用意する事はしたくなかったので、セイラをパイロットに。その結果中途半端な立場になりつつあったフラウ・ボゥに通信士というポジションを与える事が出来た」と語っている。

セイラ・マスのその後

セイラは1年戦争後、投資家として悠々自適な生活を送り、再び戦いに身を投じる事はなかった。

しかしカイやブライト、ミライなどに情報提供や逃亡助力などをしており、かつての仲間に対する思いは後年になっても変わらなかったようだ。

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「機動戦士Ζガンダム」では、ダカールでのシャアの演説を憂いた表情で見入っていたり、「機動戦士ZZガンダム」ではジュドーの妹を助けており、そこでシャアの死を望む発言をしている。

セイラ・マスの名言・名場面

それでも男ですか軟弱者!

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第2話「ガンダム破壊命令」より。
強烈なビンタと共にカイに言い放ったかの有名なセリフ。セイラの人柄を語る上でこれ以上的確なセリフがあるだろうか。自分の身の安全しか考えていないカイに対して放ったこの一言は、その高潔な性格が伺える。

あなたなら出来るわ

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第5話「体験突入」より。
大気圏突入の隙をついてシャアがホワイトベースを襲撃。発進直前のアムロに「ザクは4機よ」と伝えるセイラだが、アムロは「シャアは手持ちのザクはないはずだ」と反論。それに対して「事実は事実よ」クールに切り返したあと「あなたなら出来るわ」と一言。これはやるしかない。

慣れていくのね、自分でもわかる

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劇場版「めぐりあい宇宙編」より。
オペレーターとして戦争をする事と、パイロットとして戦争をする事は、同じ戦場にいてもその役割は大分違う。オペレーターであったセイラがコクピットで呟くこの一言は、パイロットとして戦う事 即ち人を殺す事さえ人は慣れてしまうという戦争の悲惨さを物語っている。