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【スレッガー・ロウ】劇中での活躍や名言・名場面など

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陽気な性格と男らしさの二面性を持つスレッガー・ロウ
彼はどんな人物だったのか?
劇中での活躍や名言・名シーンを紹介します。

スレッガー・ロウとは

スレッガー・ロウ
基本情報

◼︎所属
地球連邦軍 第13独立部隊
◼︎階級
中尉
◼︎職種
パイロット
◼︎搭乗機
Gファイター(コア・ブースター)
◼︎年齢
不明

戦死したリュウ・ホセイの欠員を補うため、ジャブローでホワイトベースに転属された地球連邦軍の航空宇宙パイロット。
金髪に長身のがっしりとした軍人らしい体格だが、性格は陽気そのもの。

百戦錬磨の伊達男

スレッガーは階級こそブライトと同じ中尉だが、その性格は全く正反対の陽気なお調子者。
戦場というシリアスな雰囲気が漂う中で彼の妙に明るい言動は異質であり、初登場シーンにおいてもスレッガーは、いきなりミライとセイラにちょっかいをかけ、これまで登場したどのキャラクターとも違う自由奔放なタイプであった。

当初はそんなスレッガーの調子の良さと奔放ぶりに、ホワイトベースのクルー達は困惑気味だった。

スレッガー・ロウ

ジオン軍の戦艦ザンジバルとの戦闘の際には、主砲を任せられるのだがブライトにホワイトベースの回頭を断られ「じゃあやらねぇ。当てる自信がねぇからよ」と着任早々スレッガー流を炸裂させている。

しかしその一方で、カツ・レツ・キッカら子供達には、軍人らしいガッシリとした体格が頼もしく映っていた様で「リュウさんみたいだ」とかなりの好印象を持たれていた。
また、サイド6ではミライが婚約者であるカムランから、親の権力まで持ち出されて言い寄られ困惑していた際、ミライをかばいカムランを嗜めるなど男気を見せている。

スレッガー・ロウ

更にサイド6から出港する際には、決死の覚悟で先導を申し出たカムランの提案を一蹴しようとしたミライに対して、平手打ちを食らわせて「この人は本気なんだよ」と普段のお調子者とは違う、シリアスな一面も持っていた。

お調子者であり真の軍人

そんなスレッガーにも最後の時が訪れる。
宇宙要塞ソロモン攻略戦において、スレッガーはGファイターで出撃し、次々と敵モビルスーツを撃破。戦況も連邦軍が有利に進めていたが、ソロモンの防衛司令官であるドズル・ザビが自らモビルアーマー「ビグザム」で出撃すると戦況は一変。

ビグザム

ビーム兵器を無効化する「Iフィールド」を展開し、強力なメガ粒子砲を放つビグザムによって連邦軍艦艇は次々と沈んでいく。
この状況を見たスレッガーは、アムロにガンダムとGファイターで合体して特攻を仕掛けようと提案。

長距離のビーム兵器が効かないのであれば、接近して叩くしか手段はなく、それが今できるのはアムロのガンダムとGファイターだけだと判断した。
なおこの出撃前、ミライの想いを知ったスレッガーは母親の形見である指輪を彼女に託している

スレッガー・ロウ

しかし戦場では誰かがやらなければ誰かが死んでしまう。
スレッガーは私情を切り捨て、ビグザムに特攻。自らの命と引き換えに「Iフィールド」を無効化した。

スレッガー・ロウ

お調子者に見えたスレッガーだが、軍人として、そして仲間のためにいつでも死ぬ覚悟が出来ていたのだろう。
そしてそんな状況だからこそスレッガーは、あえて陽気に明るく生きようとしたのだろう。

スレッガーのお母さんは実は生きていた?

ミライがその想いをスレッガーに伝えに来た時、スレッガーは指輪を取り出し「安物なんだがね、お袋の形見なんだ。宇宙でなくしたら大変だ、預かっといてくれよ」とミライに指輪を託し再出撃する。

スレッガー・ロウ

スレッガーの色気が溢れるなんともカッコいいシーンだが
実はこの「お袋さん」は生きていたという説がある。

機動戦士ガンダム 記録全集」の3巻で、ジ・オリジンでもお馴染みアニメーションディレクターである安彦良和氏が「ガンダム・フォトアルバム」という、ガンダムの世界の誰かが撮った写真という想定のイラストを掲載するコーナーがある。

そこにはスレッガーと母親のスナップが描かれていて、「気丈そうなおばさんです。きっと彼の死を飲み込んで生きていくのでしょう」とのコメントが…

更に「機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのメモリーより」では、カイやアムロに女性を落とす口説き文句の一つとして、「母の形見と嘘をついて指輪を渡す」とスレッガーが語っているのだ

つまりスレッガーの行動は、ミライを落ち着かせる為の嘘でもあり、本気でミライを落としにかかっていたのかもしれない。

もしスレッガーが戻っていたら、嘘であったことを笑い飛ばしていたのだろうか?
スレッガーというキャラクターにより深みを与えるなんとも面白い説だ。

スレッガーの名言・名シーン

いいねぇ、ブライト中尉。あんたはいい

スレッガーの名言・名シーン

第31話「ザンジバル、追撃!」より。
ホワイトベースの主砲を任されたスレッガーは艦首を敵に向けるよう条件を出す。ごねるブライトだが「じゃあやらねぇ」と言い出すスレッガー。ブライトは仕方なくホワイトベースを180度回頭させる。これにスレッガーは「いいねぇ、ブライト中尉。あんたはいい」とご満悦。そして見事敵艦に直撃を食らわせ、ブライトも「さすがです」と脱帽。

なぁ~んてお上手なんでしょ!僕っ!

スレッガーの名言・名シーン

第36話「恐怖!機動ビグ・ザム」より。
Gファイターで次々と敵艦を行動不能にして行くスレッガー。撃破せずとも砲塔やエンジンを破壊して行く戦い方は、スレッガーが歴戦のパイロットである事を裏付けている。そんな自分の手際の良さを「なぁ~んてお上手なんでしょ!僕っ!」と自画自賛。しかしこの直後ムサイのブリッジにぶつかりそうになるのがスレッガーらしい。

悲しいけどこれ戦争なのよね

スレッガーの名言・名シーン

第36話「恐怖!機動ビグ・ザム」より。
攻守共に隙のないビグザムに対し、スレッガーはガンダムにGアーマーに合体する様指示を出す。死を覚悟した戦法だが「悲しいけど、これ戦争なのよね!」とうそぶくスレッガー。ひとりのパイロットとして死を選び、命と引き換えに活路を開いた。

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ABOUT ME
ガンダム-ガンダム
宇宙世紀が得意分野。幼少期、祖父母の家でHGガンダムMark-IIの箱絵をトレースしていたところ「監督に見せに行きましょう!」と突如祖母。そして家の裏に連れかれ出てきたハゲ。「とてもよく描けてるけど、いくら上手になっても君のガンダムにはならない、僕のガンダムだ!だから君だけのモノを作りなさい」祖父母の家の裏に富野監督が住んでいたのがガノタとしての自慢です。