【ザクの系譜】ザクの種類や後継機一覧

ザクの系譜 一覧

MS-05 ザクⅠ(旧ザク)

実践を見据えた初の量産モビルスーツとして登場したザクⅠは、全てのモビルスーツの始祖となる機体。

本来「ザク」と言えばこのザクⅠが元祖であるが、一年戦争開戦時には既に後継機であるMS-06「ザクⅡ」が開発・量産され、既に旧型となっている事から「旧ザク」と呼ばれている。
しかし、馴染みの機体である為か黒い三連星など開戦時にザクⅠを駆っていたエースも多い。

主力機の座を退いた後は主に作業用として運用されたが、一部の機体は重力下仕様が施され地球圏の戦線にも投入された。

MS-05L ザクスナイパーⅠ

長距離狙撃用に特化改修したザクⅠ。ジェネレーター出力の問題によりビーム兵器を使用できないザクⅠだが、サブジェネレーターを担うランドセルの装備によりビームスナイパーライフルの使用を実現している。ベースは旧ザクだがその攻撃力は凄まじく、長距離から一撃でモビルスーツを破壊する事が出来る。

MS-06F ザクⅡF型

最も多く量産されたザクのスタンダードとなる機体。通常「ザク」と言った場合は大抵このF型を指している。MS-06シリーズ中最も多く作られたF型は宇宙空間での戦闘はもちろん、コロニー内でも重力下でも改修なしで運用できる驚異的な汎用性が最大の特徴。また、サイド7でRX-78-2ガンダムと「初のモビルスーツ戦」を行ったのもF型とされている。

MS-06J ザクⅡJ型

汎用力に優れたF型は地上での運用も可能であったが、地球侵攻作戦にあたり重力下での運用に特化したザクⅡが開発された。いわゆる「陸戦型」と呼ばれる機体がこのJ型である。重力戦に特化した設計のため、宇宙用の装備を廃して軽量化、推進剤の搭載量も減らし各部に防塵装置を装備している。

また、大気を利用して冷却していた熱核反応炉も改良された。後にこのJ型をベースとし、細部に仕様変更を加えたJC型や湿地帯専用機などにも派生して行く。

MS-06S 指揮官用ザク

F型をベースに高性能チューンを施したザク。スラスター推力はF型に比べて30%アップし、ジェネレーター出力も向上。更に機体の軽量化も行われており運動性能はF型を大きく上回っている。赤いパーソナルカラーに塗られたシャア・アズナブル専用機が有名だが、指揮官機として量産されシャア以外も搭乗した。

MS-06FS ガルマ専用ザク

F型を改修したFS型をベースとしたガルマ・ザビ専用機。頭部に4問のバルカン砲を備えた特徴的な機体だが、性能はF型と同様である。

MS-06F ドズル専用ザク

F型をベースに装飾を施したドズル・ザビ専用機。シールドを廃し両肩がスパイクアーマー(スパイクも4本)となっている他、手の甲にもスパイクを備え、武装は特徴的な大型ヒートホークを装備している。

MS-06FZ ザク改

MS-06シリーズ最後期型モデル。モビルスーツ間である程度のパーツを共有し、規格を統一させようという統合整備計画に則って開発された機体。最後期型だけあって、推力などをはじめ性能は大幅に上昇している。

MS-06F-2 ザクⅡF2型

F型ザクに改良を加えた後期型モデル。機体の軽量化とスラスター推力の強化が施され、更にコクピット周りの変更によりパイロットの生存性が向上している。一年戦争後は連邦軍に接収され、訓練用の仮想敵機などに使用された。

MS-06R-1A 高機動型ザク

最大の武器である「高い汎用性」を捨て、宇宙空間での戦闘に特化させた06Rシリーズ。見た目にも特徴的な増設された脚部スラスターと、新規設計されたランドセルでジェネレーター出力が向上。その運動性能は「ザクの皮を被ったゲルググ」とまで評された。

しかし、推進力の向上は推進剤切れを頻繁に引き起こし、RA-1型ではカートリッジ式のパックを採用する事である程度問題を解決していた。黒い三連星やシン・マツナガなど、エースパイロットが搭乗した。

MS-06R-2 高機動型ザク

推進剤に問題を抱えていたR-1Aの改良型。太ももの裏側がR-1Aより太くなり、推進剤の搭載量が増加しているほか、脚部スラスターにカウルが装着されている。MS-06Rリック・ドムと次期宇宙用主力モビルスーツの座を争ったが、汎用性の問題などにより敗退。しかし、ジョニー・ライデンなどR-2を愛機としたエースも多かった。

MS-06RD-4 高機動型ザクⅡ

宇宙空間における高機動型の研究および、その成果を引き継いだ次世代機の為のテスト機。 ザクのボディにドムの脚部を流用した宇宙用スラスターを組み合わせている。「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場し、リック・ドムの開発に大きく貢献した。
[ドムの系譜へ]

MS-06K ザクキャノン

ランドセル一体型の180㎜キャノンを装備した砲撃特化型ザク。そもそもは対空攻撃を行う為に開発された防空戦力だったが、地上車両の破壊や施設攻撃に180㎜キャノンが予想以上の効果を発揮した為、火力支援用のモビルスーツとして投入された。

MS-06D ザク・デザートタイプ

砂漠地帯の北アフリカなど、過酷な環境に適応させた局地戦用ザク。J型をベースに関節各部に防塵カバーを備え、ランドセルも放熱の為の金属フィンが露出した専用タイプとなっている。

MS-06D ディザート・ザク

ザク・デザートタイプのデータを基に、一年戦争終結後もゲリラ戦を続けていたジオン残党によって改造された機体。脚部スラスターが強化され、ホバー駆動の砂漠用スキーを装備した事で、旧式機ながら砂漠での機動性は高い。

MS-06M ザク・マリンタイプ

地球侵攻作戦を行うにあたり開発された水中用のザク。ベースはF型だが、防水・耐水圧に適応するため多くのパーツが新規で製作された。しかしその性能は満足のいくものではなく、マリンタイプを機に水陸両用モビルスーツに進化していった。
[水陸両用MSの系譜]

RMS-192M ザク・マリナー

一年戦争終結後に連邦軍がザク・マリンタイプを接収して改良を加えた機体。水中での機動性を高める脛部分のハイドロジェットは陸戦時には切り離すことが可能になっている。後にダカールを占拠したネオ・ジオンにより再接収され、再びジオンの機体となっている。

MS-06E ザク強行偵察型

レーダーを無効化するミノフスキー粒子散布下では、光学カメラを使った情報収集が効果的だった。ザク強行偵察型はこのカメラによる偵察任務の為にザクを改修した機体。

更に敵陣に素早く近付き、離脱するという任務の性格上、機動力も求められた為、S型をベースにスラスターも増設されている。なお、終戦後は連邦軍に接収され7年後のグリプス戦役にも投入された。

MS-06E-3 ザクフリッパー

カメラ、センサーを強化し総合的に能力を向上。強行偵察型ザクに比べ、カメラの改良により更に高い光学的性能を持つ。更にレーザー、電波、超音波に対する探知能力を有する大型ランドセルを装備し、より総合的な情報収集を行う事ができる。一説にはア・バオア・クー攻防戦前にレビル将軍の艦隊を偵察し、ギレンがソーラ・レイ発射を決断したのも本機の報告があったからだという。

MS-06Z サイコミュ試験型ザク

ブラウ・ブロやエルメスなど、大型モビルアーマーにサイコミュを搭載する事に成功したジオン軍が、モビルスーツサイズのサイコミュ搭載機を開発する為に要いた実験機。両腕の有線式ビーム砲や胴体の形状など、後のジオングに繋がる機体。

MSN-01 サイコミュ高機動試験型ザク

サイコミュ試験型ザクから更に改造を進めた機体。両腕の有線式ビーム砲に加え、脚部は特徴的な大型スラスターユニットになっており、頭部以外ザクらしい要素は残っていない。サイコミュ制御も完成に近付いており、型式番号を見てもジオングの直接的な前身と言える。

MS-06V ザクタンク

小破・中破したザクを中心にジャンクパーツとマゼラ・ベースを組み合わせた作業用ザク。現地改修の為、クレーンアームであったりクローを装着していたりと様々な機体が存在し、武装している機体もある。

MS-06W 作業用ザク

現地でパーツや機体を流用して、作業用に改修した機体。ザクタンク同様決まった仕様はないが、旧ザクをベースとする事が多かったらしい。

MS-21C ドラッツェ

一年戦争終結後、デラーズ・フリートがザクのボディを流用して作った機体。宇宙専用機である為、脚部はプロペラタンクになっているが、基本は急造機なので性能はあまり高くない。