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【ズゴックの系譜】水陸両用MSの種類・後継機一覧

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ズゴックの系譜

MSM-07 ズゴック

 

陸上でも水中でもハイポテンシャルを発揮する、水陸両用MSを代表する傑作機。ゴッグの弱点であった陸上での行動時間の短さを受け、ズゴックでは水冷式と空冷式の核熱融合炉を搭載。地上での作戦行動時間が大幅に延長されている。
腕部には収束率の高いメガ粒子砲に、ジムの胴体をも貫通させる3対のアイアンネイルを備え、中距離射撃戦から格闘戦まで対応。また、頭部には陸・海で使用可能なミサイルランチャーを装備し、その性能の高さから数多くが生産された。

MSM-07S シャア専用ズゴック

ガルマ戦死の責により、キシリア・ザビの突撃機動軍に移籍したシャア・アズナブルがジャブロー侵攻の際に使用した機体。
このS型は後期生産型と呼ばれており、シャアの搭乗機も特にチューンナップされたものではないが、初期型よりも総合性能はアップしている。

MSM-07Di ゼーゴック

ズゴックを管制ユニットに流用した「モビルダイバーシステム」と呼ばれる試作兵器。ズゴックを流用しているが水陸両用機ではなく、その活動域は衛星軌道上から大気圏内。地上から発進する連邦艦隊を宇宙から迎撃するのが任務である。
巨大な兵器コンテナ(LWC)に武装を積み、ズゴック本体も左腕部メガ粒子砲が使用可能。作中では5隻の連邦艦隊を撃沈した。

MSM-08 ゾゴック

モビルスーツの装甲すら貫く伸縮式のアームパンチを内蔵したかくとうせん用機。名前の通りズゴックの兄弟機であるが、ズゴックが制式採用された為に「ジャブロー潜入組」に編入された。

MSM-07E ズゴックE

大戦末期の統合整備計画により、水陸両用モビルスーツの代表格であるズゴックも、従来のスペックを維持したままE(エクスペリメント)型として再設計された。
大きな改良点としては海中巡行時に手足を引き込み、背部にはジェットパックが装備可能。しかしその生産数は少なく、主に小隊の隊長機として配備された。
アッガイの系譜

MSM-04 アッガイ

ザク・マリンタイプを原点に、水冷式に改良したザクのジェネレーターを転用。小型軽量なボディと隠密性の高さで偵察や敵地潜入を得意とする、特務水陸両用機。
コクピットは複座式になっており、新任パイロットの訓練用としても重宝された。

MSM-04N アッグガイ

型式番号MSM-04「N」が示す通り、アッガイの格闘性能を強化した白兵戦仕様モビルスーツ。両腕にはグフに装備されていた2対のヒート・ロッドを装備し、これを高速回転させる事で敵機を攻撃する特異な機体。
また、この腕部はズゴックと互換性がある為、作戦に応じて換装可能。

MSM-04G ジュアッグ

格闘特化のアッグガイに対し、中距離支援に重点を置いたアッガイの派生機。両腕には3連装ロケット・ランチャーを装備し、僚機の攻撃を支援する為、遠距離〜中距離間での砲撃が主任務。腕部はゾゴックとの換装が可能。

ゴッグの系譜

MSM-03 ゴッグ

水冷式の大型熱核融合炉の採用で、はじめてメガ粒子砲の搭載を実現したモビルスーツ。海中戦用の腹部魚雷発射管や機雷を回避するフリージーヤードなどを備える他、ガンダムのハイパー・ハンマーを物ともしない重装甲を持っている。
また、行動時間は短いものの陸上ではドム譲りの軽快な運動性能を発揮する。

MSM-03C ハイゴッグ

統合整備計画によりゴッグを再設計した機体。海中での巡行形態時に手足を引き込むというゴッグ特有の構造をそのまま受け継いでいる。
大きな改良点としてはメガ粒子砲が腕部に搭載され、更にミサイルユニットを取り付ける事も可能。水中から陸上への移動時には、パージ出来るジェットパックで急襲し、対MS戦から拠点攻撃まで幅広い戦闘が可能になった。

その他の水陸両用MS

ゾッグ

系譜的には水中実験機から派生した4機(アッガイ・ゴッグ・ズゴック)のうちの1機だが、悲しい事にこの中ではゾッグだけが後継や派生が作られず1代で終わっている。

EMS-05 アッグ

水陸両用MSの中で突然変異の様に生まれたモビルスーツ。ジャブロー基地への突入路を造る為に開発され、アッグが穴を掘り、アッグガイやゾゴックらが突入、ジュアッグで砲撃支援。という攻略プランであった。
その為、両腕は採掘用のドリルとなり、くちばしの様な口部はレーザートーチになっている。因みに厳密には水陸両用MSではないし、戦闘用MSでもない。